色×教育として色彩を学校教育・福祉教育に関わる活動を行う
葛城市で色彩を使った色彩を使った社会貢献事業をされているいろすまいるさんをご紹介します。いろすまいるさんはお名前の通り『イロ』を使って多様性の認知を広める活動をされています。主に教育機関や福祉サービスを中心に活動。お写真に写る代表の松井さん(左)と、パーソナルカラーアナリスト石原さん(右)のお二人です。
色彩教育の活動のきっかけ
代表の松井さんはご自身のお子様に障がいがあり、障がいがある子を育てる親としての様々な経験がありました。お子さんを通して社会と触れ合っていく中で、様々な場面で「こころの病」で治療されている方が多くいること、その割合は30人に1人ということを知りました。また学校生活がしんどいと言う子がいる保護者の話を聞く中で、その生きづらさである”障がい”は社会が作りだしているのではないかと考えるようになりました。そういった背景を『知ること』と同時にそれを広く伝えたいと思うようになったそうです。伝える活動をしている中で色彩教育講師の石原さんとの出会いがあり、『色との学び』『似合う色を知る』ことで色の表現が内面に通じることを体感され、この活動はご自身の伝えたい想いと繋がると強く確信し、お二人の『いろすまいる』としての活動がスタートしました。
色の魅力や色のもたらす効果は
学校に行きづらいと悩む子どもや、障がいを持つ方々に「イロを知ることは色々な感受が生まれ、可能性を拡げる」伝えていきたい
自身で選択した色の意味を知ることで自己理解が深まるといいます。それは定期的に行っている学校での色彩教育授業の中で、最初は恥ずかしがっていた子も、好きなイロを使った授業になるとイキイキと表情を変え楽しそうに過ごす姿が見られたり、選択した色の意味を知って興味津々と自己を理解でき表情が明るくなる場面が多々あるそう。そして子どもの反応の良さから保護者からは『お子さんの内面を知れて良かった』と意見を頂戴される、そういった循環ができているそうです。そして他者の価値観を知る意味でも『色に0点はない、すべては価値観』という他者理解が深まるようになり、多様性への認知が大きく前進できる効果があります。視覚的な情報で選択したものと内面が大きく繋がっているのを知るのは自己理解を深める上でもとても良く、その活動を今後どう企画していくか、企画の設計のご相談にココビズへお越しくださいました。
現在の風潮である多様性への理解が大きく強まっている中で『いろすまいる』さんの活動はそれと大きくリンクしており、いい流れができています。多様性といってもそれがどう認知できるのか、伝える側においても『イロ』というのはとても素敵なキーですよね!今後とも『いろすまいる』さんの活動を応援します!