老舗サンダル工場の履物職人が作る新しいサンダル、第3弾のプロジェクトはマーケットイン型に挑戦。
御所市にてサンダル製造に携わり創業70年余り、サンダル皮革靴メーカー(株)マルサンフットウエアーの3代目ご主人が今回取り組んだのは奥様と娘さんの声から生まれた商品。『サッと履けてスッと出れるオシャレなものを履きたい』との声から商品化のアイデアが膨らみました。ファッションの感度が高い女性をターゲットにまた、ちょうど到着時期が2月中旬からということもありバレンタインニーズも重ねて提案。奥様や娘さんへ、または自分への”ご褒美”にもおすすめな商品が誕生しました。
初回はユニークな形のTABIスリッポンがHit。より豊かな商品ラインナップを目指して婦人用サンダルへ振り切って
マルサンフットウエアーさんのプロジェクトは今回で第3弾。初回は足袋型の牛革スリッポン、第二弾は究極にシンプルでスタイリッシュな走れるユニセックスサンダルを誕生させ、履物職人のご主人が目指す、『こんな商品を作りたいというプロダクトアウト型』のプロジェクトを進めてきました。今回はそうではなく、身近な家族が欲しいとの声から生まれた『マーケットイン型』の商品の提案。ご主人の初めてのトレンドを強く意識したアイテムです。
開発秘話 / 妻と娘の声がヒントに!今まで使ってこなかった新生地ツィードを使用
ある日、妻から言われた「ツイード生地を使ったサンダルってないの?」「ツイードってフォーマルな印象が強くて、華やかさも抜群だけど、実はカジュアルにも着られる素材だよ。」との声。なるほど・・・そういえば娘も「ツイード生地のサンダルってないよね。」と言う。ツイード生地といえば、一般的にフォーマルな場面に着る服装のイメージで、サンダルにはほとんど使われない素材だったことから、この素材にチャレンジしてみたい!と意欲が。履物職人のご主人のチャレンジが始まります。今までありとあらゆるシーンの履物を制作してきた履物職人として、大人女子に合うサンダルのシーンはそれほどなかったという思いから、妻と娘の声で作ったのが今回の「ツイードミュールサンダル」です。もちろん、履き心地や快適さは重視したままで。
オシャレだけじゃない。ポイントは安定感と履きやすさを兼ねた”5センチヒール”
ちょっとしたお出かけにオシャレなものが欲しいそんな思いから生まれたツィードサンダルですが、スーパーの買い物や近所へのお出かけなどの日常に溶け込むシーンを極力ストレスのないように、でも綺麗に見せてくれるように、ヒールの高さは重要。安定感が保てるよう、ヒールはかかと幅で高さ5センチのものを採用。この5センチヒールは足を綺麗に見せてくれるだけでなく、足裏の程よい傾斜が履きやすさをプラスしてくれます。
生地は華やかだけどデザインは極力シンプルにすることで合わやすさも忘れずに。脱いだ時の高級感も欲しい!という事からトゥ部分とインソールの縁取りにもツイード生地を使うことで高級感を演出。こだわりの日本製で普段の足元をちょっとかわいくオシャレに演出してくれます。
カラーは全部で3色展開。スタリングに合わせて雰囲気を変えて
・ネイビーマルチカラー・ベージュ・ブラック
製造している側だから、直販だから叶ったMADE IN JAPANで驚異のプライス
サンダル製造工場だからこそできる初回販売が限定数量で¥4950 30%OFF➡3,465円 これはサンダル製造現場だからこそ可能になったプライス。仲介業者がいない直接販売だから実現した価格です。高品質で低価格なサンダルの誕生、一度手に取ってみて頂きたい仕上がりとなりました。
CAMPFIREにて発売中!
ココビズからの提案 / オリジナル商品の強化・ブランディングの確立
ココビズへの初回相談はモノ作りとブランド作りの両面でのご相談でした。最初のプロジェクトでは既に作る製品が決まっていたので魅せ方やクラウドファンディングのページ作りのサポート、2回目以降はブランディングをメインに商品作りの方向性をお手伝いさせて頂きました。御所のサンダル産業は年々事業所も減少しているそうです。ココビズでは希少な国内生産を維持していく為にブランディングを軸に再構築していこうと提案させて頂きました。
既存ブランドの役割分担、作りたいモノの洗い出し、世の中のニーズに対応する新製品、3つに分類して随時プロジェクトを進めていきます。
老舗履物職人の巧みな目が強み。オリジナルブランドで「MARUSAN GOSE」が誕生
ココビズへ継続的にお越しいただくうちに明確になってきたブランドの方向性。目指したのは創業以来ご主人が大切にしてきた思いの部分、そしてこれからも大切にして行きたいもの。履物職人であるご主人の飽くなき探求心から日々履き心地を追求し、サンダル・レザーシューズ・スリッパに至るまで、あらゆる「履物」に実直に取り組み向き合ってきたからこそ、辿り着いたのは「眺めていても飽きない普遍的なデザインであること」「機能性は妥協せず、履き心地は快適で足裏が笑顔になること」でした。
そして「MARUSAN GOSE」ブランドが誕生。
地場産業が直面している課題は地域は違えどどこも似たようなものだそうです。今後はビズの全国ネットワークも駆使してバックアップをし続けます!今後もマルサンフットウエアーさんの挑戦を応援します!