相談のきっかけ
三宅町で革製品の企画・材料販売を長年手がけてきたアスク様。事業承継により、ご親族が手掛けられていたバイクブーツの事業を引き継ぐこととなり、新たな挑戦が始まりました。ココビズは、アスク様の持つ革製品の深い知識とノウハウに注目し、バイクブーツという新たな市場への参入をサポートしました。
これまで、アスク様はバイクブーツの企画・卸売を主な事業としていましたが、どのように事業を承継し発展させていくか課題をお持ちでした。現状の世の動きは自社ブランドを立ち上げtoC向けにした”直接販売”が一部主流となっています。小杉センター長は、より多くの方々にアスク様の製品を知ってもらいたいという想いから、クラウドファンディングという新たな手法を用いて、オリジナルバイクブーツの開発プロジェクトを提案しました。
構想に約10カ月
街でもバイクでも履けるブーツの企画は身近なユーザーやバイカーが集まるお店などに出向きリサーチ。構想を膨らませた。
皮革製品製造の課題と解決策
アスク様は、長年の経験とノウハウを持つ革製品のプロフェッショナル。しかし、バイクブーツという新たな分野においては、ブランド認知度向上や市場開拓が課題でした。
ココビズでは、課題一つひとつに丁寧に向き合い、戦略立案から実行まで、全面的にサポート。特にマーケティング戦略においては、ターゲット層の明確化、競合分析、市場策定などを強化し提案しました。
- ブランド戦略の立案: アスク様の強みを活かし、新たなブランドを立ち上げ、ターゲット層に響く商品開発を支援
- クラウドファンディング企画: クラウドファンディングプラットフォームを活用し、オリジナルバイクブーツの販売を開始
- プロモーション支援: 商品撮影、モデル撮影、プロジェクトページの作成など、多角的なプロモーションを支援
- 製造現場との連携: 代表の中村様と密に連携し、製造現場の生の声を商品に反映
プロジェクトの特徴:「街でもバイクでもこれ一足で」
コンセプトに開発
ファッション性と機能性を兼ね備えた、新しいタイプのバイクブーツを提案し製造現場との連携を見せられるよう 経験豊富な職人が手掛ける高品質な製品をアピールしました。
ココビズがサポートした理由
ココビズは、アスク様の事業地、三宅町にも注目。同町は100年歴史を持つグローブ産業の地として知られています。その歴史の中で培われた革製品の技術は、地域全体の宝です。アスク様はこの豊かな伝統を受け継ぎ、新たな挑戦としてバイクブーツの開発に乗り出されました。この挑戦が、三宅町の革産業のさらなる発展につながると考え、積極的にサポートしています。
今後の展望
このプロジェクトはアスク様のバイクブーツが多くのライダーに認知されるブランドになることを目指しています。また、今後も地域企業の新たな挑戦をサポートし続けていきます。