ひとり親世帯や困窮世帯の子どもたち、若者たちを支える活動
奈良県大和高田市を拠点とするNPO法人「フードバンク大和高田」は、「食でつながる地域の輪」をキーワードに、ひとり親世帯や困窮世帯の子どもたち、若者たちへの食支援を中心に、体験格差の解消や親御さんの居場所づくりなど、様々な活動を行っています。
2022年から活動を始めた
フードバンク様は、現在市内に6つの公共施設に常設フードボックスを設置し、イベントでの食品募集も行うことで、昨年は7トンを超える食品を集め、地域の方々に届けることができました。
食料支援以外にも、春休み、夏休み、冬休み前の長期休みには食品や日用品を配布する「長期休み応援企画」を実施し、昨年は延べ518世帯、1104名の子どもたちに支援を届けたそう。
また学習支援やイベント開催を通して体験格差の解消に取り組むとともに、相談会や交流会を開催することで、親御さんたちが孤立することなく互いに支え合える居場所づくりにも力を入れています。
- 定期的にフードを回収
- 集まったフードたち
こうした活動が評価され食品取扱量は前年比2倍に
フードバンク様は地域企業や団体、市民から多くの協力を得るようになり、食品取扱量は前年比2倍、支援世帯数は昨年518世帯、1104名に増加しました。
しかし、活動の拡大に伴い、現在の拠点では対応が難しくなってきたため、7月に新拠点へ移転を予定しています。新拠点では、より多くの食品を保管し、より多くの方々に支援を届けることができるようになりますが、そのための修繕費用が必要となります。
- 新拠点での修繕の様子
そこで、フードバンク大和高田ではクラウドファンディングを実施し、皆様のご支援をお願いしています。
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これまでのココビズの支援
当初の相談内容:フードバンク様は、ココビズの支援のもと、クラウドファンディングで目標金額を大幅に上回る資金調達に成功しました。この成功の裏には、両者の連携による戦略的な取り組みがありました。
フードバンクが抱えていた課題
フードバンク様は地域の困窮世帯への食料支援を行っていましたが、様々な課題を抱えていました。
- 資金の不安定さ: 寄付運営のため、安定的な収入源が確保できていないことを懸念し、拠点の制限 :食品の保管場所が限られており、より多くの食料確保に向けて動きづらい状況。支援を届けたいという思いと現実の間にギャップがありました。
小杉センター長は、フードバンク様に対して、多角的な支援策を提案。
具体的には、クラウドファンディングの実施による資金調達、安定的な収入源となるサブスクリプションモデルの導入、そして企業との連携による長期的な支援の確保などです。
この提案に基づき、フードバンク様はクラウドファンディングで目標金額を大幅に上回る資金調達に成功し、活動の基盤を強化することができました。
具体的なアクションは
フードバンク様は、ココビズの支援のもと「新拠点開設」という具体的な目標を掲げ、クラウドファンディングを実施しました。単なる資金調達にとどまらず、企業との連携や地域住民への呼びかけなど、多角的なアプローチを行いました。これにより、目標金額を大幅に上回る資金を集め、新たな拠点の開設を実現!
より多くの食品を保管しより多くの人々に支援できるようになりました。
定期的な活動報告会やSNSでの情報発信を通じて、支援者との信頼関係を築き、透明性の高い活動運営を行っていることも、成功の要因の一つです。
実現できたこと
- 新拠点の開設へ: 集まった資金を活用し、新たな拠点を開設することができました!
- 支援規模が拡大: より多くの食品を保管し、より多くの人々に支援できるように
- 地域社会への貢献も: 地域の課題解決に貢献し、持続可能な社会の実現に貢献
ココビズは、今後もフードバンク様のような地域に貢献する団体を支援し、持続しやすい社会の実現にむけサポートを目指します。