奈良 三宅町の野球グラブ製造「吉川清商店」のご紹介
9月2日(球児の日)には自社サイトも開設
奈良県北葛城郡三宅町の野球グラブ製造「吉川清商店」(代表:吉川雅彦)は2022年9月2日に自社ウェブサイトをオープンします。
吉川清商店の理念、グラブ情報などをご覧いただけます。
自社オリジナルブランド「ブロズ」の情報も随時更新していきます。
吉川清商店の吉川雅彦氏
■吉川清商店
1952年、奈良県の三宅町で創業した吉川清商店は昨年グラブ作り100周年を迎えた同町で老舗のグラブメーカーとして中心的な役割を担っています。
同社の製品が高く評価される要因の1つに現在も多くの大手メーカー製品のOEMを請け負っているところです。自社ブランドとOEMの2本立ての良いところは高い製造基準を設けている大手メーカーのニーズに応えることのできる技術力の向上が自社製品にフィードバックされる、また自社製品でチャレンジする新しい試みが大手メーカーのグラブ作りにアイデアを与えること、
吉川清商店のグラブが人気である大きな秘訣です。
■自社ブランド「bro’s」(ブロズ)
吉川清商店は1952年創業の老舗グラブ工房です。これまで大手メーカーのグラブブランドのOEMをメインに3代にわたってグラブ作りをしてきました。
「bro’s」は吉川清商店純正のオリジナルブランドで、少年野球用からプロ向けまで幅広いニーズに合わせてオリジナリティあふれるグラブを提供し続けています。
「bro’s」の生産に関してはお客様から直接要望を伺うことから一人で全行程を行っています。
これはお客様の希望をできる限り汲み取りグラブ作りに反映させるためです。職人もプレイヤーとしての経験が豊富です、その経験から微妙な調整にも気持ちが入ります。
使う側の気持ちを作り手が理解してモノづくりが行われる、決して妥協しないモノづくりが
オリジナルブランド「bro’s」の最大の特徴です。
■女子野球熱も盛り上がっている野球の新市場
奈良県三宅町とその近隣地区は古くから「グローブのまち」として全国的に有名な地域で、多くの野球関連グッズ製造業者が本社を構えます。最盛期には関連企業、個人事業主を含めて100社ほどあった工場や企業は徐々に減少して現在は約15社程となってしまいましたが、国内外大手野球関連ブランドから絶大なる信頼を受けて残された企業は野球関連市場を下支えしています。
昨今ではMLBでの大谷翔平選手をはじめとする日本人選手の活躍もあり、新たに野球を始めようとする少年少女も増えてきています。
また、三宅町では昨年「グローブ生産100周年」を迎えた関連イベントも盛んに行われ、地場産業として再び脚光を浴びています。
先日、アメリカメジャーリーグ球団 シアトルマリナーズの殿堂入りを果たした日本球界のレジェンド
イチローさんも自身のクラブチームで日本の女子野球を応援していたり、甲子園で女子高校生野球の決勝戦が行われるなど、着実の野球の裾野は広がっています。
大手グラブメーカーも注目している新市場に三宅町の小規模事業者もチャレンジを模索しています
■「bro’s」のディレクター吉川誉将氏
事業者概要
■代表:吉川雅彦
■インスタグラム:https://www.instagram.com/bros_kiyoshi/
■ツイッター:https://twitter.com/yoshikawa_glove
■HP:https://yk-baseballglove.jp/