大和高田市に営業所を構える三山株式会社さま繊研新聞に掲載されました!
三山株式会社さまは糸の販売を中心とした繊維商社で靴下メーカーへの原料販売をメインに海外まで幅広く事業展開しています。
その奈良営業所が主軸となりいま取り組んでいるのがWACS(ワックス)というプロジェクト
取引先の工場から出た廃棄糸を回収し、新たな糸へとアップサイクルする・・このプロジェクトは「綿の混率が50%以上」「ラメ糸は不使用」「3年以内に奈良産地で生産された物」「営業所まで持ち込んでくれる企業」といった条件で、端材やB品の買い取りにより進行されました。
(※相談風景)
糸は染めずに材料の色を生かし10種類
色の名称は「よもぎ」「小鹿」「素麺」「墨」「石舞台」など奈良ゆかりの産品や名所にちなんで名付けられています。
販売は奈良の靴下産地全域に訴求し、「産地全体を盛り上げていきたい」と森井奈良営業所長。
その糸を使用して商品化された商品はアパレルメーカー、ジコンが「北の国から」と協業して作るコレクション「北の国から2023’冬」と題したアパレルコラボにWACSのビーニー(ニット帽)が採用されています。
企画の世界観もとても素敵です。