Case Study

サポート事例

2024.12.11

[情報発信強化]百年続く味を未来へつなぐ:大畑製餡所の挑戦

”製餡”という仕事は知られていない製餡所の変革と未来

大畑製餡所様は、より多くの方に自社の「あんこ」を味わっていただきたいという強い想いをお持ちでした。しかし、限られたリソースの中で、どのようにその想いを形にしていくかという点で、思案されていました。「製餡」という仕事が一般的に知られていないという課題を、ココビズにご相談にいらっしゃいました。

大畑製餡所様のご紹介はこちらから

ココビズでは、大畑製餡所様の課題解決に向けて、ウェブ上での存在感を高める戦略を提案しました。Googleマイビジネスへの登録ホームページの開設、Instagramアカウントの開設を行い、ウェブ上での情報発信を強化した結果、関西エリアでの認知度が大幅にアップし、和菓子店はもちろん、洋菓子店や製薬会社など、新たな取引先からの問い合わせが来るようになりました。

特に印象的だったのは、製薬会社からの問い合わせです。あんこの製造過程で出る搾りかすや水分の再利用について、興味を示されました。この問い合わせは、大畑製餡所様が「あんこ」の可能性をさらに広げるきっかけとなり、地域貢献にも繋がる新たなビジネスモデルの創出へと繋がっていく可能性を示唆しています。

ココビズの支援により新規取引先増加、重要なのは柔軟な思考と挑戦する力

大畑様は、この4年間で新規取引先が大幅に増えたことを、ココビズの支援のおかげだと感謝の言葉を述べてくださいました。ココビズとしても、大畑様の柔軟な思考と新しいことに挑戦する姿勢に感銘を受け、今後も共に成長していけることを楽しみにしています。

大畑製餡所様は、あんこ=和菓子という従来の概念にとらわれず、洋菓子やドリンクなど、様々な分野への展開を模索しています。ココビズは、今後も大畑製餡所様の挑戦を全力でサポートし、地域社会に貢献できる企業へと成長していくことを目指します。

小杉センター長の視点

「製餡」という仕事が知られていないといったご相談からスタートしGoogle検索でも「大畑製餡所」という言葉は見つからないものの、和菓子で検索して出てくる和菓子屋さんのほとんどに納品していることに驚きました。関西エリアでの認知度が上がればさらに取引先を増やすこと、自社の名前を売り出せるのではと、まずはウェブ上でのインフラ整備を勧めたのです。

グーグル登録、HP開設、インスタグラムアカウント開設という、ウェブ上での所在確認と検索されることを想定した複数露出の定番施策によって、他社からの乗り換えや、新規顧客からの問い合わせが多数寄せられました。特に、あんこの生産過程で排出される搾りかすや水分の再利用で製薬会社から問い合わせがあったことは、大畑製餡所様にとっても大きな驚きだったようです。

退任に伴い総括した話の中で、大畑様から「この4年間で新規取引先が増えたのはココビズに来たから」という嬉しい言葉を頂戴しました。事業者さんの努力の結果だと思うが、少しでも寄与できたことに感謝しています。

大畑さんは常に新しいアイデアを考えているところに大きな可能性を感じています。あんこ=和菓子にとらわれず、洋菓子、ドリンク、食事との融合など、あんこの可能性を考え続ける姿勢は、中小企業の課題である新規チャレンジや方向転換への恐怖心を克服する良いお手本と言え、今後の発展を楽しみにしています。

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